Windy City Love Story

 

アメリカ中西部にあるその街は、なぜかウィンディ・シティと呼ばれている。

ウィンディ・シティとは、シカゴのこと。1年間だけこの街に住んでいたことがある。

なぜWindy Cityと呼ばれるのか。ついぞ本当のところを知らないまま帰国してしまったが、冬がやたらと長いことを除けば、とても住みやすく美しい街だった。
夏のミシガン湖岸がことに素晴らしかった。湖だと言われなければそれとわからないような茫漠たる水たまりは、常に凪いだ海のようだった。その上を吹き抜けていく風がなんとも心地よいのだ。

この漫画のラストシーンは、私の中にあるシカゴの一番美しい記憶だ。

 

 

アメリカらしくて気に入っているシーン。アメリカといえばロードムービーです…

 

作画を担当してくれた相方のゴロウは、シカゴを訪れたことは一度もない。
それどころか、作品を作るにあたって綿密な打ち合わせもほとんどしなかった。
私がなんとなく脚本を書いて、それをほぼ一発でネームに起こしてくれた。
もちろん資料写真は提供しているが、よくもまあ、あたかも自分で見てきたかのように、私の記憶をそのまま絵に起こしてくれたものだと、いまもって相方の想像力に感心している。

 

作品を作ったのは数年前。
掃除をしている際に原稿を見つけ、特に考えもなくオンラインの賞に応募したら、佳作をいただいた。
このことがきっかけで、お互いいつもどちらかが海外にいるせいですれ違いの人生(笑)だった私たちが、はじめて同じ街に住んでいることが判明した。というわけで、2018年はこのコンビで気ままに作品を作っていく予定です。

小学館のマンガワンというアプリでご覧になれますので、よろしければぜひ。

https://manga-one.com/title/229/36938

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